つくばエクスプレスの満足度
満足度トップはTX「車両きれい」と評価 首都圏の利用者調査
利用者の満足度トップは鉄道新線つくばエクスプレス(TX)―。こんな結果が、住宅・不動産情報サイトを運営するネクスト(東京都)の「首都圏JR・私鉄路線ユーザー評価調査(城北・城東版)」で分かった。理由としては新線という利点で「きれいな車両」が高く評価。また、大型マンションや商業施設の開発ラッシュを受けて、沿線発展の期待度も調査路線の中で群を抜いた。
(千葉日報 2007.09.05)
だそうだ。
やはり新線であるということがすべてであろう。
以前秋葉原からの帰りに、柏の葉キャンパス駅まで試しにTXを使ったところ、駅に着いてから自宅方面に行くバスがなくて結局おおたかの森駅まで戻って野田線に乗り換えて帰ったことがある。
バス路線があることは確認していたが時刻表までは見ていなかった。21時頃だったのでまさかその時間にバスがまったくないとは考えていなかったので、呆然としてしまったが、そなことは発展途上の市街地開発地の些細な不都合なのであろう。
話を戻すが、住宅・不動産情報サイトの調査だから、そんな視点からすれば「将来性」は高いのだろうが、開発が進めば進むほど生活環境は悪くなっていくという、背反する点もきちんとみていくと、こういう表面的な上っ面だけの評価はずいぶんあやしいと感じる。
今は豊かな緑や自然環境を謳い文句にして売っているが、このまま何のビジョンも、またビジョンがあってもそれに沿った規制や誘導もなく、ただ住民税確保のためだけの宅地開発を、民間主導で好き放題にやらせて放ったらかしにしておけば、結局売り物である豊かな自然環境を食い尽くして、ありふれたマンション群に囲まれた、地域性のかけらも見られないありふれた「東京郊外のベッドタウン」のひとつに成り下がることは目に見えている。
そうなってしまってから、高い金払って移り住んできた人たちが「聞いてないよ」という状況は、どこでも繰り返されてきたこと。
それよりも、少子化だの言われている昨今、バブル期の皮算用の上に立つ計画どおりに人が増えてくれるとも限らない。
だから、20年、30年先の柏を考えると現在が非常に大事なはずだが、何か街の雰囲気が他人事なのが気になる。
記事によると、高い評価がある一方で運賃や運転本数、乗り継ぎの不便さといった不満もあったらしい。
良くも悪くも新線だから、ということのようだ。





