音楽と街興し
柏はバンド見守る
ストリートミュージシャンが集う場所として知られる、柏市のJR柏駅周辺で路上ライブの風景が最近減った。大音響に対する苦情から定めた演奏制限のルールが影響したと見られる。駅周辺の商店主らでつくる「柏駅周辺イメージアップ推進協議会」は危機感を募らせ、連続ライブの開催などで盛り上げを図り、さらに、ルールの見直しの検討も始めた。
(朝日新聞 2007.10.03)
確かに一時期のブームは過ぎたように感じる。
ただ、これをブームと済ませられない人たちもいるようだ。
基本的に路上で音楽などを使って自己主張しようという連中は、枠にはまったことをすることを拒絶することが目的のひとつであったりするわけで、決められた枠の中で大人しく演奏することに果たして彼らの意欲をかきたてるものがあるのだろうか? とは思っていた。
この反骨精神みたいなものは、虐げられる環境の中にあってはじめて満足されるものであり、そういう部分がなくなると、途端にシラケてしまうのである。
記事にあるように、ルール化することで街がストリートミュージシャンを歓迎していないと感じ、それを悲観してなんて、口ではそういうことを言うのがいたとしても、多くの場合、それが本当の理由ではないように感じる。
実際、そんなことで逃げる甘ったれた連中は、どんな場を与えても結局何もできないのだから、ほっておけばいい。
一方、純粋に音楽を追求する人たちにとっては、そんな次元を超えて、自分の音楽を表現しアピールできる場所があればいいのだろうが、そこで問題になるのが、今の柏のストリートが、果たして彼らが求める何かを満足させる場なのだろうか? ということだ。
ところで、記事にも載っているが、「柏駅周辺イメージアップ推進協議会」は、今秋「音街かしわ2007」というイベントを開催する。
このイベントが果たして、ストリートミュージシャンの復活に結びつくかは別として、そういうハレの場をつくることは、間違いなくいいことであろう。期待したい。
個人的には、音楽を街興しに使いたいのであれば、もっとこういうイベントを増やしてもいいのではないかと思う。10年間開催された「手賀JAZZ」は今年は開催されなかった。だったら、真夏に手賀沼に向かって雄叫びを上げるような「手賀沼ロックフェスティバル」みたいなイベントがあってもいい。
こういうものは流行り廃りはつきものだから、もっと柔軟に変わっていくことも仕掛ける側には必要かもしれない。
柏ストリートネット(柏駅周辺イメージアップ推進協議会)
http://kashiwa.ne.jp/
ストリート・ブレイカーズ(音街かしわ2007」の詳細はこちら)
http://www.streetbreakers.org/





