2007年10月21日

第1回かしわエコドライブラリー

トップは1リットルで37キロ超
柏でエコドライブラリー 環境配慮で燃費競う
燃費を向上させCO2排出を抑えた地球環境にやさしい運転を心がけてもらおうと、柏商工会議所は二十日、柏市内で「エコドライブラリー」の第一回大会を開いた。東葛地域から四十一台が参加し、燃費のいい運転を競い合った結果、トップは一・〇六リットルで三十九・五キロを走行し、一リットルあたりでは驚異の三十七・二六キロを記録した。参加者らは停車中にエンジンを止めたり、エアコンを付けずに運転したりして、エコドライブの小さな取り組みを実感しながら走った。
(千葉日報 2007.10.21)

前日の天気が悪かったので心配したが、20日は快晴でドライブには気持ちのいい天気になった。
スタッフとして関わっているとどうしてもひいき目のコメントとなってしまうが、今回のイベントに関し、ほとんどのセッティングをされた柏商工会議所には、青年部の皆さんをはじめ、その組織力には感心させられた。

かしわエコドライブラリーは、約40台の車があらかじめ決められた市内のチェックポイント(環境関連施設)を環境学習をしながら廻り、低燃費走行を競うというもの。
当初は60台の参加を見込んでいたが、特に20日は道路が混んでいる所が多かったようで、40台程度でも会場の仕切りは大変だったようだ。
次回開催の際は、本部会場での車の捌き方と、週末の道路事情などを考慮したプログラムを考えたほうがよいだろうという反省が残ったが、イベントとしては成功したと思う。

ところで、かしわエコドライブラリーの主旨は、京都議定書に基づく地球温暖化対策、および2007年3月に制定された「柏市地球温暖化対策条例」の基本理念を、市民、事業者、行政が三位一体となって具現化し効果的にCO2の削減を図ることを目的としたものだが、市民の立場で共催した「かしわ環境ステーション運営協議会」の中では、このイベント自体がCO2を撒き散らすものであり、目的と逆行しているのでは?という疑問もあった。

確かにその通りであるが、かといって、ちょっとした日常のドライブにおける気遣いでエネルギー消費が大きく違ってくることを知っていて、それをほっておくこともまずいだろう。それを多くの人に自覚してもらい、極力車は利用しない、利用してもエコドライブに心がける、という意識を持ってもらうことは大切なことであると思う。
日常的にそういう問題意識を持っている人であっても口だけでなかなか行動できないのに、普段あまり意識していない人たちに意識を持ってもらい行動してもらうために何をしたらよいか?
そのひとつの案が「かしわエコドライブラリー」という形になったわけである。
燃費を競うことを楽しんでもらい、楽しく環境活動しようという動機付けのためのイベントである。
何事も強制されない限り、楽しくもないことを継続できるわけがない。
ついでに、まわるポイントは市内の環境問題を学習できる場所で、地域の環境学習をしてもらうことも今回のイベントの目的とした。

エコドライブのイベントは各地で行われているが、「かしわエコドライブラリー」の特徴は、まず行政が企画の主体になっていないことであろう。
もともとの発起は柏商工会議所とかしわ環境ステーション運営協議会である。
実行委員会は、柏商工会議所が事務局となり、かしわ環境ステーション運営協議会と柏市環境保全課職員が参加しているが、柏市は基本的にサポートに徹していた。
そういう意味では「三位一体」とまでは言わずともそれなりの協働関係が成立しており、お互いにとってそれぞれメリットのある形で開催できたと思っている。

個人的には、このようなイベントの真価は2年目以降に問われると思っているので、そういう意味では来年が楽しみである。

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